薄曇りの天候の中,いざ稲刈りの田んぼへと向かいます。
ドーンと広がる田んぼは,きれいに実った稲,稲,稲。
「子どもの頃,こういうところにダイビングしてみたかった!」とはある保護者の方のお言葉です。
講師の佐々木さんに鋸ガマの使い方を教えていただいて,早速稲刈り開始。
広い田をうまく刈っていくために,二手に分かれて,一つのグループは中央付近から刈り始めます。
子どもたちがうずくまって田んぼの中で作業している様子は,何ともほほえましかったです。
ザクッ。
ザクッ。ザクッ。
ザクッ。ザクッ。ザクッ。
ザクッ。ザクッ。ザクッ。ザクッ。ザクッ
ザクッ。ザクッ。ザクッ。ザクッ。ザクッ。ザクッ。
ひたすら借り続けること数十分。
気がつくと,結構な範囲の稲が刈り取られています。
「最初は,これ全部刈るんかと思うとどうなるかとおもっとったけど,人の数ってのはすごいなあ。もうこんなに刈れた。」
お手伝いに入ってくださっていた地元の方が驚いていました。
8割程度刈り取ったら,並行して脱穀が始まりました。
佐々木さんが持ち出してきたのは,なんと「足踏み脱穀機」です。
「これ,歴史の教科書で見たことある!」とこれまた保護者の方のお言葉です。
プレートに右から「農林省指定優良奨励機 セーノー式新司号」と書いてあります。
私は,このクラッシックなマシンにまず感激しました。
佐々木さんが足でペダルを踏むと,グゥオーングゥオーンと音を立てて回ります。
古いけれどよく手入れされた機械で,子どもたちはさっき刈り取った稲をいくらか実際に脱穀していきました。
木を組んで,稲を干すところも作りました。
稲木です。
ここに,刈り取った稲の束を運んでかけていくのです。
汗びっしょりになりながら,大きな怪我なく稲刈りが無事終了しました。
最後に稲木の間で,みんなでパチリ!!
いい写真が撮れました。
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