基礎講座の午後は,田植え体験。
宇和島市三間町は,米どころです。
でも,実際に手で植える田植えをしたことのない子はすごく多いです。
かく言う私も小さい頃,祖母の家から電話がかかってきて,母が田植え(手で植える)の手伝いに行っていたことがかすかに記憶がある程度です。
さて,今回の講師は三間町大藤の佐々木嶺さん。
地元大藤の方々のお力添えもあって,100坪ほどの田んぼにきっちり田植えの準備をしていただいていました。
簡単に植え方の説明をしてもらった後,みんなで田んぼに移動。
目の前に水がはられた田んぼが広がります。
スタッフが苗を分けて田んぼに投げ込むと,見事に苗が立ちました。
今回植えるのは,コシヒカリ。
いざ左右二手に分かれて,植える態勢に入ります。
佐々木さんが中央に陣取り,左右の端にスタッフが糸をピンと張ります。
糸にはちゃんと赤い印がしてあり,子どもたちはその真下に苗を植えていきます。
苗の数は3,4本くらいが適当なのだそうです。
昨年の失敗ですが,10数本もまとめて植えているところの苗は,
栄養の取りあいになっていて,あまり大きくなっていませんでした。
何でも適量,適当な数というのがあるのですね。
植える→後ろに下がる→糸の位置をずらして確定する→植える
を繰り返し,40~50分くらいで一通りの田植えを終えました。
子どもたちは,すぐ横の用水路に足を突っ込み,
じゃばじゃばやって洗いました。
会場を大藤集会所に移して,今度は検定試験に臨みます。
今日田植えをしたのは,宇和島市の何町?
植えたお米の種類は何?
といった問題が出され,全員が無事80点以上で通過。
こちらも全員合格となりました。
とにかく何といっても「体験」の意味jは大きいです。
これからもたくさん宇和島のよいところを体験して,宇和島を誇りに思うことができるようになりましょう。
そして,宇和島を外に向けて発信できるようになりましょう。
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母 (日曜日, 24 4月 2016 21:51)
初めての田植え体験!
泥の感触にビックリしたようです。
足を取られて転びそうになったこと、苗の植え方など たくさん話してくれました。
これからの活動も楽しみです!!!
よろしくお願いします。
信藤明秀 (日曜日, 24 4月 2016 21:55)
コメントありがとうございます。私も,泥に足を突っ込んだ時の感触がたまりませんでした。1年ぶりだと思いました。五感をフル活用しての体験は,その子の一生の宝ものですね。これからもよろしくお願いいたします。