みまきガーデンで食文化継承と大学生との交流

うわじま子ども観光大使の活動日。

今回は、みまきガーデンで、「鯛そうめん作りとかまどご飯炊き体験」。

そして、大学インターンシップで、都会から宇和島に来ている2人の大学生との交流もします。

 

今回の講師のお一人である渡邊さんは、前地域おこし協力隊の方。

渡邊さんから御槇やみまきガーデンの説明をお聞きし、現在の地域おこし協力隊の大矢さん、大学生の田中さんと加藤さんの紹介もしていただきました。

 

そして、鯛をさばくグループと「もっこ」という鯛の煮崩れを防ぐために藁のハンモックのようなものを作るグループに分かれて活動開始。

おっかなびっくりでうろこをはがし、さらにはらわたを出します。

エラもきっちり取った後、味がしみこみやすいように鯛の胴体に切り込みを入れます。

そして、お酒、醤油、砂糖を入れた大きな鍋に鯛を入れます。

 

ここで、先ほど作った「もっこ」が役に立ちます。

もっこに寝かされた3匹の鯛が、仲よく並びます。

 

火をつけて煮る間、出来上がりをまちきれずにドッジボールやサッカーを始める子どもたち。

田中さんと加藤さんも一緒になって遊んでくれました。

楽しそうでしたが、男子があまりに強いボールを投げているので、「信藤ルール」を提示。

「男子は利き手じゃない方で、ボールを投げる!」「ええっ!?」「そんなあ!」いきなりへなちょこボールが飛び交い始めます。

楽しいドッジボールになったようです。

 

しばらくして、かまどご飯炊きチームが編成され、ご飯炊き開始。

水加減がとっても難しいのですが、計量カップなんぞを使わずに、水の量をぴったりにする方法を教えていただきました。

よく乾いた薪をくべて、あっという間に炊きあがり。

さて、お味の方は。。。

 

ごはん、完食! 鯛そうめん、完食!! 

とってもおいしかったことの何よりの証明です。

 

最後の検定は、渡邊さんが作ってくださった問題です。全員、当然楽々クリアでした。

宇和島の食文化を受け継ぐのは、やはり経験をきっちり積んだ子どもたちです。

そこに「友達や大学生との交流」という要素も加わり、とっても楽しい講座になりました。

 

みまきガーデンの梶原さんをはじめとする皆様、本当にありがとうございました。

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コメント: 2
  • #1

    つる母 (土曜日, 19 8月 2017 01:12)

    今日も大変暑いなか、お世話になりありがとうございました。
    かまどのご飯や、鯛のさばきかた、郷土料理の再確認、都会の大学生のお兄さんたちとの交流…みまきガーデンに子供たちの声が響きわたったのが、よーくわかります。宇和島には海だけでなく、山の恵みもたくさんあり、子供たちにとって、さぞ貴重な体験だったことでしょう。
    最後の発表も全員が言えたことも、とても素晴らしいことだと思いました。(たしか、田植えの時は全員は言えなかったような)
    少しずつ子供たちはいろいろと吸収しながら、成長してるんですね。
    今日は、おばちゃんたちの温かさ、大学生たちの温かさが、写真全てに出てるように思いました。
    都会からやってくる大学生たちにとっても、宇和島が、御槇がいいところだった!と思ってもらえたのではないでしょうか?
    今日も貴重な体験、経験をありがとうございました
    信藤先生をはじめ、ありがとうございました

  • #2

    信藤明秀 (土曜日, 19 8月 2017 06:37)

    つる母様
    コメントありがとうございます。
    宇和島のよさの体験は交流を重ねることによって何倍にもなります。
    「宇和島のよさの体験」+「交流」ではなく、
    「宇和島のよさの体験」×「交流」という具合です。
    御槇の魅力を伝えられるのも、みなさんの支えがあってこそのことです。
    みなさまに、心より感謝いたしております。