12月4日(土)は、うわじま圏域子ども観光大使の活動日。
実は、今回は特別な講座、宇和島商工会議所青年部の方が企画してくださった講座の日なのです。
中身は宇和島の歴史巡り。
受付で引いたくじで、グループ分け。
会場は、幕末の舞台ともなった大名庭園、天赦園。
アトラクションとして、グループごとにくじを引き、天赦園内の各所でいろんなポーズをとって写真を撮っていきます。
ひとしきり楽しんだ後は、自由散策です。
鯉の餌を一袋ずついただいて、庭園内をゆっくり歩いたり鯉に餌をやったりして楽しみます。
このころには、各グループを担当してくださる青年部の方々に子どもたちもすっかり慣れて、あれやこれやと楽しそうに話していました。
この後は、町に出て歴史にまつわる場所めぐりです。
児島惟謙の銅像、木屋旅館、シーボルトの娘で日本初の女性産科医、楠本イネの三角屋敷跡、大村益次郎住居跡などを、1時間ほどかけて歩いて巡りました。
それぞれの場所では、青年部の方々が人物や歴史について、子どもたちに分かりやすく解説してくださいました。
楽しく巡った後は、伊達博物館に入りました。
伊達博物館の土居館長さんが、誇るべき宇和島についてDVDを用いて紹介してくださいました。
そして、展示室に入り、伊達家に関するたくさんの資料について解説してくださいました。
子ども観光大使のお子さんの中には、夏休み中にこの伊達博物館に毎日通っていたという猛者もいて、びっくりしました。
歴史というと難しそうだなというイメージをいだく部分もあるかもしれませんが、今回の講座は、子どもたちが楽しみながら学び、宇和島の歴史をもっと知りたいなと思うようにいろいろな工夫がされていました。
企画、運営してくださった宇和島商工会議所青年部の方々、本当にありがとうございました。
思い起こせば9か月前、宇和島商工会議所青年部の3名の方々が私の勤務校を尋ねてきてくださいました。
コロナ禍の中で、様々な制約がある中、何とかして子どもたちのために講座をしたいという強いお気持ちで様々にご準備いただきました。
昨日も打合せのため、皆さんが集まって歴史めぐりの現地確認などをされたそうです。
当日も大勢の皆さんが子どもたちのために動いてくださいました。
宇和島商工会議所の青年部の方々に、心より感謝申し上げます。
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